耳が空いている時、あなたにもけっこうあると思います!
その時間をインプットの時間に変えられる「ながら聞き」は便利です
オーディオブックというのをみなさんご存知でしょうか?
紙の本とも電子書籍とも違い、「音声だけの」データをダウンロードして「耳で聞く本」のことです。
専用の配信サービスもありますがアマゾンがAmazon Audible(アマゾンオーディブル)を2022年に定額制サービスをはじめたことで一気に広まった感があります。
月額料金だけでさまざまな本が「聞き放題になる」のですが耳で聞くだけで頭に入るのか?といった不安から「意味がないのでは?」と思う方もいるでしょう。
じつはわたしもその考えでした
筆者も縁あってオーディオブックデビューしましたがはじめは非常に疑ってました(失礼)
ですが使ってみると中々の利点があったのでまだ試したことがない方へ向けて「耳で聞く」利点を挙げたいと思います。
今回の記事はAmazonオーディブルについての説明となりますがオーディオブックの利点としてはどのサービスも同じです。
各サービスによって聞ける本の品揃えに違いがあるのでお目当ての本がある方は事前に検索することをおすすめします。
アマゾンオーディブルはちょっと高い【1,500円/月】けど
無料期間も長くほとんどの本が聞き放題プランの対象だからわかりやすくて気に入ってます!
会社によっては聞き放題プランの対象外とか
チケットで別購入とか分かりにくいものもあるから注意してね
\ はじめてなら30日無料もあります /
「オーディオブック意味ないのでは」そう思ている方向けに違いを書き出し
耳がヒマな時間=チャンス!
オーディオブックは圧倒的に「ながら行動」に特化
本を読む時、本に集中する環境を整えてやることから始まります。
「今から本を読むぞと思い」「静かな部屋で」「いすに座ってページをめくる」
こう書くと何気ない本を読むという行動にも動きが多いです。
そして紙の本にしろ電子書籍にしろ読みながら他のことはできません。
そりゃ読んでたら目が離せないからね
そこがオーディオブックの違うところだよ!
そもそも「耳で聞く」から目は離して良いんだよ
わたしたちが思っている以上に「耳がヒマしている時間」というものはあります。
「家事をしながら」「電車で移動しながら」「散歩しながら」…オーディオブックはこの「耳がヒマしている時間」のオトモになるのです。
「スマホのボタンを押す」だけで本の内容がスマホから流れてきますのでいちいち本棚に読む本を取りに行く手間もありません。
耳で聞くだけなので、いつもと同じことをしながら知識を増やすことができるのです。
「思い立った時に」「自分の好きな場所で」「スマホのタッチひとつで」知識のインプットができる。
このはじめるまでのハードルの低さはオーディオブックのもっとも大きなメリットといえるでしょう。
本を読むための時間を新しく作るのではなく
今ある時間と平行しているというのが助かります
ヘビロテすると歌詞を覚える理論
何度も聞くと頭に定着する=繰り返しやすいオーディオブックは相性バツグン!
お父さん、水樹奈々さんが好きなんだよね
まだオーディオブックの説明中だよ
筆者の好みは置いといて、昔は好きなアーティストの新曲が出たら歌詞カードをジッと見ながらヘビロテしたものです。
でも最近はスマホで楽曲をダウンロードすることが多く歌詞カードがないんですよね。
しかし何度も聞いているうちに歌詞や曲調は歌詞カードを見てなくても自然と覚えてくるものです。
オーディオブックにも同じことが言えます。
確かに長くても5分ほどの歌と1冊の本ではボリュームこそ違いますが「気に入ったものを何度でも聞く」という本質は同じなんです。
先ほども挙げさせていただきましたが、オーディオブックの良さは「耳がヒマなとき」ならいつでも聞けること。
今まで空いていた時間を積み上げることでいつの間にか1冊「読了」している、そしてそのまま繰り返し聞くことでドンドンその本の解像度が上がっていきます。
歌を覚えるように本の内容を覚えるっていうイメージだね
とくに参考書とか実用書は頭に入りにくいので気軽に繰り返せるオーディオブックとは相性がいいです。
勉強のために仕方なくだから頭に入らないんだよねー(問題発言)
聞き放題サービスだとついたくさん選んでしまいがちですが本当に気に入った1冊を1ヶ月間じっくりと聞き込む
これこそがオーディオブックの使い方だと筆者は感じています。
お気に入り「じゃない」本に場所を取られない
勉強のための本だけでも省スペース化しませんか?
個人的なことですがブログをはじめてから勉強する機会が増えました。
ブログの書き方や時間管理術などの本は知識を増やしてくれますが気になるのは本棚がいっぱいになること(笑)
スペースは有限だからね……
娘も小学生になり身の回りのものが増え、どうしても部屋が手狭になってしまいがちなので勉強のためとはいえあまり本を増やしたくないというのが本音です。
とくに勉強の本って必要に迫られて読んでるから
「邪魔に感じちゃう」んだよねー
お父さん正直すぎ
誤解のないように言っておくと、わたしは本が好きでたくさんの本に囲まれて暮らしたいと思っています。
しかし好きな作家さんの本と違いインプットのために読んでいる本は置き場所に困ってしまいがちです。
本が好きな方ほど本棚にこだわりがあるのではないでしょうか?
自分のこだわりの本達の中に、ある種異物のように勉強のための本があることに違和感を覚えている方も多いと思います。
こういった勉強のための本だけでも電子化するのは部屋や本棚がスッキリする点で大きなメリットです。
電子書籍でも良さそうですが、「勉強のための本」は繰り返しやすいオーディオブックが向いています。
ぶっちゃけ勉強のための本って
「高いのにそんな何回も見返さない」からねー
何冊も買っててそれ言う?
毎日のルーティン(散歩や筋トレ)をしながら勉強できるオーディオブックは勉強のための本に最適な保管形態といえるでしょう。
オーディオブック、意味ないことはないですが…注意点について
- 耳が空いてる時間で知識をインプットできる
- ながら聞きで繰り返し聞くことで内容を覚えられる
- 部屋のスペースを圧迫しない
オーディオブックは最近注目されてきたサービスなのであまりメリットがみえないと感じ、「意味がないのでは」と思ってしまいがちです。
しかし使ってみると分かるのですが、紙の本や電子書籍とは全く違う使い方がオーディオブックにはできます。
イメージは本よりラジオの方がしっくりくるかなあ
なのでオーディオブックの使い方には注意も必要です。
はじめてオーディオブックを使う方はとくに下記に注意して上手に付き合ってみてください。
単品で買うとけっこう高い
月額制なら実用書約1冊分ですむので長期的にはおすすめ
オーディオブックは便利なのですが、1冊買いだとめちゃくちゃ高いんです。
ぶっちゃけるねえ
オーディオブックサービスは数多くありますがだいたいどこも「聞き放題」か「単品買い」かを選べます。
聞き放題は解約すると読めなくなるし、読まなかった月にもお金が発生するので「単品買い」したい気持ちもありますが1冊2,000円以上ほどしますので悩みどころです。
ただ聞き放題プランもすべての本が対象ではないのでどちらを使うかは一長一短でしょう。
わたしも勉強のために読んでいる本を聞き放題プランで聞いていますが、こういった実用書は紙の本でも1冊1,500円ほどします。
聴き放題プランなら「毎月1冊新しい本を読める」と考えられますので欲しい本があればかなりお得です。
当然勉強以外の本もありますので息抜きにそういったオーディオブックを選べばプラン分の元は取れると思います。
図書館も良いのですが
・往復の時間や交通費
・欲しい本があるかどうか
この2点でわたしは魅力に感じないんですよね
耳で聞くからこその注意点
ながら勉強には最強!でも時と場合は考えてくださいね
いつでも聞けるのがオーディオブックの最大の武器ですが弱点もこのいつでも聞けてしまう部分です。
散歩しながらや洗濯物を干しながら、人によってはゲームしながらなど「耳さえ空いていれば」いつでもすぐに聞くことができます。
ワイヤレスイヤホンがあればさらに集中して聞くことも可能です。
ですがあまりに熱中してしまうと注意力が散漫になります。
散歩中にイヤホンをしてると車の音に気づきにくかったり家事をしながらだと家族の声が聞こえなかったり……。
知識のインプットに使う場合、「勉強するぞ!」と意気込むほどに意識が耳にいってしまい他のことに気が回らなくなる危険性があることは覚えておいてほしいのです。
わたしも娘が家にいる時はオーディオブックを使うのは控えています。
ブログを書いたりなど頭を使う時も頭がこんがらがるので聞いてません(これはわたしの容量の問題ですが(笑))
筋トレとか電車の移動中など頭をあまり使わないときにこそオーディオブックは光ります!
シーンに応じて使い分けをすることで安全に効率よく使いこなしたいものですね。
オーディオブックは音声データのみ
目で見て確認はできませんので注意が必要
最後にひとつ、オーディオブックと聞くと1冊の本を丸ごと購入して音声データ「も」ついてくると思ってしまいがちです。
じつはこれは間違いで、オーディオブックは音声データ「だけ」しかダウンロードできません。
図とか表が見れないってこと?
添付資料として見れるものもあるけど無いものが多いね
図や表が見れないとパッと見て分かりにくいデメリットがありますので慣れないうちはモヤモヤしてしまいがち。
この点はオーディオブックと本はまた違うものという意識の転換が必要かもしれません。
オーディオブック意味ないのでは?
⇨オーディオブックだからこそできることがあります!
ここまでの説明でオーディオブック=電子書籍をふくめた本全般ではないということがイメージしていただけたらうれしいです。
音声だけだったら本でいいじゃんって思ってたけど
使い方が違うんだねー
まあ、今回はわたしの使い方の紹介だったので当然人によって感じ方は変わると思うけどね
わたしはたまたまオーディオブックに出会った時に上手な勉強の仕方を探していたのでながら聞きでインプットできるオーディオブックにとても惹かれました。
ですがオーディオブックは当然実用書以外もたくさんあります。
話題書からライトノベル、子どもの寝る前の読み聞かせなどにも使えるので自分の生活にあったスタイルでオーディオブックを活用できるのです。
むかしばなしからハリー・ポッターまでラインナップたくさん!
これらのコンテンツがほぼすべて聞き放題プランで楽しめるのでまるで自分のスマホが図書館になったように感じます。
電子書籍と違い「耳で聞くだけ」でいいのでBGM代わりに部屋で流すのも乙なものです。
耳で聞くからこその気軽さで本に向き合えるので無料期間で合うかどうか試してはどうでしょうか?
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